今日のゴミはビンの日。酢のビンをぶら下げて行ったら蓋が開いててお酢まみれ
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
てきとーだろうがなんだろうが時がたてば一曲でき上がるものでして。
でき上がったものは見せびらかしたいのが人情でして。
見せびらかすには世の中色々なサービスがありますが、imoimoの場合はAudiostockのお世話になっております。
Audiostockは
商用のロイヤリティフリーのストックサービス(→【Audiostock.jp】)。
日本最大級なんだってっ。
見せびらかすならYouTubeとかnote、BIG UP!とかじゃない?とか訊かれそうですけどね。
ズボラでいい加減なimoimoにとっては、ぜーんぶ管理してくださる所が有り難いワケ。
ストリーミング代行サービスはたいてい有料だし(BIG UP!には無料会員もあります)。
LANDRは無料会員でも少しだけ配信代行やってくれます。
自分の見せびらかした曲が「リオデジャネイロで再生されました!」なんて連絡が来るとちょっと得意だったりね。
ただLANDRは無料会員だとひと月くらいで配信終わっちゃいます。これも面倒。
そんなわけで、Audiostockに上げる様にしております。
商用BGMサービスなので、リスニングと言うよりもコンテンツやゲームに使うためのサービスです。
まあいいじゃない。自分では原盤すら失くす様なだらしなさだからね。最近は配信サービスにも提供してもらえるし。
売れたりしたらバックもあるし。と言う下心もちょっぴりあるけどね。
ただひとつ。
ロイヤリティフリーとは言っても有料の商用サービスなので、作品の登録には審査があります。
世間では「チャチャッと応募してガンガン稼ごう!」みたいな風潮ですが、そもそも審査に通らない人はどうするのさっ!てぇ話。
実際imoimoは審査に落ちまくりました。
一応作品には条件があって
- ノイズやクリッピング、音割れにはちと厳しいよ、とか
- アタマの無音は0.5秒以内ね、とか
- パクり曲はダメよ、とか
あーはいはい。みたいな事は書かれております。
一応、この辺は素直なので
- レベルオーバーしない様に気を付けて
- アタマとお尻はきちんとカットして無音部分にフェードイン/アウトもかけて
- 自分で考えた、当たり障りのない楽曲を打ち込みで作って
応募してみたわけです。
因みに、アタマとお尻を整えるのはDAWでもやれますが、imoimoはこっちの方が簡単だからAudacityを使っております(→ダウンロード)。
VSTプラグインも使えるし、マルチトラックで扱えるし。結構DAW寄りのオーディオ編集ソフトです。ちなみにオープンソースだしタダ。
御想像の通り、ハイ落選。
公開中の曲と比べても、いったい何がアカンのかさっぱり。
アレンジを替えてみたり、曲を替えてみたり。あーでもないこーでもないとやっていましたが続々落選。
当時のAudiostockは5万曲とかだった気がするので、今と比べるとはるかに少数(精鋭?)だったとは思います。でも、きっと今でもこう言う思いの人はいるのではないかと思うわけです。
しかも、落選の理由がもやもやするわけでして、たいていコレ。
品質、て何っ!?てぇ話。でしょでしょ?
実際、ネットでも「審査の人の好みとは気が合わねぇ」とか「ちゃんと著作権守っているのに落とされたから勉強不足じゃね??」みたいな悪態も見かけます。みんな大変ね…
そんな自信に溢れた反抗ができるほど若くもないので、おとなしく「審査通過なんて都市伝説さ」と思う事にしておりました。
そんな時に半ばルーチンで応募した所、
あらま。受かる事もあるのね。と言う記念すべき初通過曲がコレ→【Audiostock】。
と言うわけで、実証その①。
imoimoの様ないい加減な人でもいつかは受かる。
くよくよしていないでどんどん応募するのが良い様です。
結果連絡はもやっとする事はあっても、世間のオーディションみたいに木っ端微塵にディスられることは無い様です。みんな優しいよ。
それからは
次々と審査通過。一度通れば何でもOKな感じ?人見知りなの?と思い始めまして。
そうなると、今度は謎の「品質の基準」てぇヤツが気になる様になりました。
なんとかして落選してやろうと言う邪な動機で応募する様になりまして。
- 変な曲にしたり
- 変拍子にしたり
- 安っぽいメロディを付けてみたり
なかなか落選しません。ちっくちょー…
そしてとうとう!落選する事に成功しましたっ!!
それがこの曲→SoundCloud。
通過した曲との違いがわかりません。むしろこっちの方がまともじゃね?
やっぱり、打ち込みなのにドラムが二人と言う意味不明な編成にしたのがいけなかったかな。
ツインドラムだ、て言わなきゃバレなかった気もするけど。
などと考えますが、もしかしたらドラムの刻みだけから始まったのが品質基準に引っかかったのではないかと思います。
と言うわけで実証的推論
思わせぶりな始まり方はダメ。いきなり本題
フェードインとか、カウント入れるとかもリスキーかもね。
あと、鷹の鳴き声入れて落ちたこともあったからSEもリスキーかも。
その後もなかなか落選しませんで。
珍しく、ダメ出しが来たのです。「品質が基準云々」以外で初めてダメ出し。
その理由はノイズ。
あぁ。本当にノイズにはうるさいんだ。
打ち込みだからノイズなんて入らないよ、とタカをくくっていました。
もの凄く優しくご指摘を頂きました。
「わざとだったらそのままでいいから、きちんと説明してね」みたいな優しさ。
いいえ。サチュレーションで付加したノイズが増大されていたのでした。
修正したら無事販売開始。
どう考えても
身の丈以上の、フルオケアレンジに挑戦して登録した時のノイズ事件でした。
それじゃあと、同じ曲のバンドアレンジも作って応募。
Audiostockでは、バリエーション登録と言うのがあって。
同じ曲の長さ違いとかを紐づけて登録することができます。
かたやフルオケ、かたやバンドなのでぱっと見別の曲に聞こえます。
でも譜面にしたら同じ曲。と言うわけでバリエーションとして申請してみました。
ハイ審査通過ぁ。
いつもよりも早く通過しました。
大抵審査には1週間くらいかかります。経験上は登録の次の週の木曜日あたりに連絡が来ることが多いのですが、今回は平日2日で審査結果が来ました。バリエーションには甘いのかな。
と言うわけで、一度「ノイズぅ」と言われたフルオケがコレ→【Audiostock】。
同じ曲のバンドバージョンです、と言ってバリエーション登録したのがコレ→【Audiostock】。
…バリエーション登録する意味が果たしてあるのかどうか。
と、ここまでで他に気を付けている事はなんだろうと振り返りますと
仕上げにせめてリミッター
これ、意外とキモかも。
W1 Limiterだけでも良いのです(→ダウンロード)。
音割れやクリッピングを避けて、音圧もそこそこ上げておけます。
音圧は、依然と違ってあんまり上げすぎるのも苦労の割に効果が薄いみたい。
第一、そんなに上げられないしね。
出来る事ならたまにタダでキャンペーンをやっているOzoneをゲットして最終段で使うと安心みたい。
一番簡単なElementsでいいや(→製品ページ)。
売れるかどうかは
別問題。そもそも、売る気で登録していないし。
売る気なら、オリジナリティとかよりも使う人の都合を汲んだ曲が良いみたい。
良くも悪くもベタで分かりやすいもの。これ、て意外と作れないんですよねぇ…
売る気がなくても公開してくれて面倒を見てもらえるところが気に入っております。
それでもたまに報酬あるし。
少なくとも、AudioJungleよりは審査通過しやすいと思います(→【audiojungle.net】)。
オーストラリアだっけな。の商用ストックサービスですが、こっちは数段手強いです。
そんなこんなでお粗末様でした。
そう言えば
Audiostockでは招待制度が始まりました。
以前はクリエイター招待制度がありましたが。コンテンツが結構貯まったからかしら、今度はユーザーさんへの優待をご案内できる様になったのね。
Audiostockで商用音源を利用するには、一点買いよりも定額制が圧倒的に安いです。
TikTokやYouTuberさんみたいな配信者の方々向けに配信者プランがありまして。ゲームや映画向けには使えないけど配信のみならこれで十分。と言うプランです。
どうせやるならオトクな優待リンクからどうぞ、てわけで
配信者プランのページ↓
いやいやもっと本格派あるいは業者なのよと言う方向けにはガッツリ定額プランがありまして。
使える音源数も倍以上、生音音源などもOKです。こちらももちろんご優待↓
imoimoの様なてきとーな人のコンテンツは割と少なくて、どれもしっかりと役に立つ音源です。
あ。imoimoの音源も使って下さっている方々がいらっしゃるので、有難うございます。
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