うなぎが食べたいねぇ
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は遠い昔に作ったメロディに全く別物のバックを付けようと言う企画。今作っているのはメロディのトラック。
昔っぽくシンセを沢山入れようと考えて、ブロックごとに別のシンセで鳴らしております。サビは80年代ぽいブラストリングスにしよう。
挿したのはSuperWave P8(→ダウンロード)。
2OSC-2VCF-2VCAのVAシンセで造りはシンプル。SuperSawが出るのが特長なのね。
相性なのか、設定を間違えているのか。ツマミがイマイチ反応鈍いのです。ムギィーッと力まないとフェーダーが動いてくれません。
でも個人的にはSuperSawを使ったババーッて音しか使わないので、事実上専用機となっております。多少エンベロープを調節するくらいだから気にしない。
かくして。単純に操作性の差から、他のアナログシンセな音を作るときはベタにSynth1(→ダウンロード)を使うことが多いです。
こっちは2OSC+1sub-1VCF-1VCAと少しコンパクト。でもとにかく使いやすいからねぇ。便利。
前のブロックをやっているVital(→ダウンロード)と少し被せて低音スタート。ブォーーッ。
正に21世紀のプラグインシンセ、Vital。P8が軽だとするとVitalはフェラーリ。
そこからコードでババーッとなるのですが。てきとーに音を作り過ぎて、と言うかそもそも殆どエディットしていないのでモゴッとした鳴り方になっています。低音は良いんだけどねぇ。
面倒だからEQでガツッと削っちまおう。と乱暴な決意をして挿したのはBlue Cat AudioのTripleEQ(→ダウンロード)。
ま。例によってタダです。おフランス製はやっぱ見た目もおしゃれ。
Mono/Stereo/Dualと3本プラグインがあるけれど、個人的に好きなのはDual。
左右の他に、スイッチを切り替えるとMid/SideでEQをかけられます。
Midの方を低域強調、Sideの方を低域カットにして中域のもモゴッとしたところを抑えました。EQて言うよりは積極的にフィルターみたいに使う感じ。
P8にはディレイが付いていて。
2系統のVCO-VCFにそれぞれ別個にディレイとパンを振れます。これでSuperSawを鳴らした時の派手な拡がり方を出せると言うわけ。
もっと前にあったRolandのストリングアンサンブルRS101とかもこういう感じだったのかしら。
違うと思います。デジタルディレイは当時まだ無いし。
でもね。この音物凄く好きだった。買えなかったけど。
問題は。
ディレイだから弾き終わりに音が残るのよ。
このお陰でいつも苦労します。弾き終わってもポンポンポンて音が残るアレ。
今回はFeedbackを抑えて音が残るのを少なくしました。
左の系統1は1/8、右の系統2は1/4のスピードだからFeedbackをそれぞれずらして同じくらいに消えるようにしました。
あんまり気にならなくなったけど、少し派手さが減っちゃった。
もう何でもいいや、と言うわけでコーラスのWS-1(→ダウンロード)も挿して。
更にDimension DのエミュレータGEM Mod(→製品ページ)も挿して。
OverloudのコーラスアンサンブルFX、Modulaの機能限定版て感じかしら。
この間キャンペーンで貰ったのです。
Dimension Dは非常にナチュラルに音を拡げてくれる伝説のコーラス。
なんと申しましょうか。音が風のようになると申しましょうか。左右に拡がるけれどイメージャーとかとはまた一味違うのよ。
iZotopeのOzone Imager(→ダウンロード)。
今はもう無料配布終わっちゃったのですが、似たようなものにはXfer RecordsのDimension Expanderがあります(→ダウンロード)。
などなどガチャガチャ挿して行く内に、折角のP8の温かくも太いアナログ臭強めな音はシャラシャラしたペラペラストリングスになりましたとさ。
そんなこんなでお粗末様でした。
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