何年ぶりかでモグラの穴を発見。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
製作の話はさておき。WordPressが動いていたサーバーを安易にお引越ししたら、どうにもこうにも動かなくなりました。
プロに頼むとおカネかかるし、電話コールセンターがある贅沢サーバーなのにコールセンターは結局助けてくれなくて。
仕方ない。腰を据えて自力復旧を目指すことにしました。
巷にある記事の「こうすれば解決」は一通りやったつもりだけど、どうにもこうにも動きませんで。
他には「デバッグして原因を調べましょう」なんてサラッと書いてあったり。デバッグの結果が読めるならそもそもこんな苦労しないって。
分かった分かった。腰を据えてやりますよ。
ホームページは
HTMLって言うので書かれてるんでしょ?それなら少し見た事あるよ。ブラウザでF12かなんか押すと出るヤツだよね。
HTMLって言うのはアレでしょ?要するに文章も絵も音も同じに扱えて、リンクで関連付けたりできるやつ。
仲間にCSSなんてのもあって。これはEXCELで言うと操作を覚えたら次はマクロを作りましょうみたいなステップに出てくるヤツだよね。
段落の体裁を設定するヤツだと思っております。
たまにJava Scriptなんてのも出てきて、これはたぶんEXCEL VBAみたいなステップだよね。
なんでこう色々あるかな。面倒くさいじゃないの。
…と思っておりました。
ところが。
WordPressはCMSと言うそうで、プログラムなんだって。だからWordPressのフォルダの中を見てもHTMLなんてちーっとも見つからないよ。CSSもね。
だいたいCSSだのCMSだの紛らわしいって。
CMSってのはContents Management Systemだそうで、記事の管理ソフトって事みたい。世界のCMSの半分くらいはWordPressで動いているそうで。
そんなにメジャーならもう少しカンタンにしてくれよぉ。
かなりカンタン親切な方よ。
とにかく。WordPressの中身はHTMLじゃなくて.phpて言うファイルばっかり。また新しい横文字だよ。なにコレ?幸之助さん縁の方ですか(→【PHP研究所】)?
PHP
て言うのはプログラム言語だとようやく知りました。HTMLじゃだめなの?と言いたくなるけど、ダメみたい。
遠い昔。
FORTRANを頑張って覚えて。大型コンピュータはこれでオッケー、Z80はもう一歩踏み込んでアセンブラね。文系の人はCOBOLだよ。なんて謎のカテゴリー分けがされていた頃がありました。
当時はこの二つだけ覚えれば良いんだと思っておりました。例に漏れずアセンブラは挫折したけどね。
ところが。あっという間にBASICだのLISPだの、いやいやPASCALだっと覚えなくちゃいけない言葉が続々増えて。英語もドイツ語も中国語もまだなのにそんなに覚えられるかってぇ話。音楽やるにはイタリア語重要だし。
で、結局LISPもPASCALも英語もドイツ語もイタリア語も中国語もなーんにも身につかず。
嫌気がさして無視していたら世の中Cだっ!てなりまして。歌謡アイドル並みの栄枯盛衰。C言語はSMAP並みの立ち位置だったねぇ。
ほうらね、待ってりゃいいのよ。でも面倒だからCも無視。ほらほらJavaだのPythonだの結局続々出てくるじゃない。プログラム言語なんて、必要になってから覚えればいいのよ。
プログラマーさんに失礼よ。
というわけで、最近はコードの途中でもヘルプがバンバン出るから一切覚えないことにしております。phpてのもそんな新手の言語の一つだって事だけ分かればいいや。
インタープリターって言うのかな。コンパイル要らないみたいだから、HTMLと同じでファイルをテキストエディタで開けば普通に読めるのね。
WordPressの引越しの時に必ずやらなくてはいけない「wp-config.phpファイルの修正」は、このphpのファイルを修正する作業で。
MySQLにアクセスするためのファイルの場所やログイン情報を入力して、自前のWordPressにするって言うことみたい。
また色々出て来たよ。MySQLって何よ??
SQLは
聞いたことあるよ。たしかEXCELとかAccessのVBAにSQLなんちゃらって言う命令文シリーズがあって。
外部のデータベースを引っ張ってくる時に使うクエリの言語だった気がします。MySQLて言うのもプログラム言語みたいなものだった気がする。
もうさ。ホームページはHTMLって言ってたじゃないのぉ。ようやくCSSに慣れたって言うのに、どうしてこうPHPだのSQLだの新手の言語が出て来るのさ。
世の中進歩しているからです。たぶん。
ともかく、サーバーに何らかのデータベースを作っているって事ね。
あたしゃそんな事を頼んだ覚えは無いよ。WordPressを入れただけなんだからねっ!
サーバー側で
phpMyAdminを開きましょうみたいな手順も世間のお引越し手引きには書かれていて。
言われるままにサーバーの管理画面から新しいデータベースを作成しました。大抵はwp-****みたいなデータベース名。変えてもいいのよ。そのままだとハッキングされやすくなるから。
ま、ハッキングされても良いやってわけでそのまんま作りました。
引越前のサーバーにも同じのがあるから、ここからwp_***データベースをエクスポートしてバックアップしてありました。
このバックアップをインポートすれば出来上がり、と言うのが巷のページの説明。
これをやっても動かないから困っているわけです。
そんな時はテーマとプラグインを止めましょうと書いてあったけれど、それもダメ。
なにしろ最初はログイン画面が出なくて、ようやく出るようになったら今度は管理画面(ダッシュボード)が開かない。だから修正も何にもできません。
今回はどっかりと腰を据えているので。WordPress用とは別にもう一つデータベースを新規に作って、バックアップはこちらに読ませました。
中をよく見ると、データベースの中にテーブルがいくつもあって。
wp_postsって言うテーブルの中を見ると、ブログの本文が入っています。
なぁるほどぉ…
ようやく読めて来たぞよ。
考えますに。
サーバーにデータベースを作る。
日頃書いている記事はホームページを作っているのではなく、HTML文をデータベースに追加している。
データベースから目的の記事を取り出すのがMySQL。
WordPressの本体はPHPで作られていて、必要に応じてデータベース内の記事を取り出してHTMLに展開して表示するプログラム。
かつてホームページの内容が少し変わっても全体の体裁を維持するためにCSSを別ファイルにした様に、HTMLそのものを内容物として処理してデータベース化して検索や並べ替え、関連付けが出来るようにしているPHPのプログラムがWordPressって言う事かしら。
検索や並べ替えにはデータベースを弄らなくちゃいけないからMySQLが動かないとWordPressは動かないって事なのね。
MySQLが扱っているデータベースは一般にはApacheデータベースな事が多くて。Apacheは聞いたことあるけど、サーバーの中のお話しだと思っていました。
あっ。ブログもサーバーの中で動いているんだから正にコレの事なのか。通販とか銀行システムとかの話だけだと思っていたよ。
この人大丈夫かしら…
phpMyAdminは、サーバーの管理パネルで出て来るけれど、PHPで作られているMySQLの管理ツールなんだってっ。何のことやら。
でも管理パネルでデータベースを開くと、中身を見たり修正したりできるからこの事なのかしら。
なんとなく感じも分かって来たし、
いよいよ
復旧作業を始めようかしら。
それでは、まず新しい方のサーバーのホームページ関連ファイルを全て削除します。
HTDOCSみたいなフォルダに大抵入っているみたい。全削除。削除に使ったのはFTPソフトの定番FFFTP(→ダウンロード)。これでまっさらね。
続いて、サーバーの管理画面からデータベースも全削除。
新規に空のデータベースを二つ作って、片方にはバックアップした元のデータベースをインポートしました。
これ、さっきやっていたからやり直さなくても良かったんじゃないかしら?
良いじゃないの。腰を据えてやりたいのよ。
気分を新たに、WordPressサイトからダウンロードした最新版を解凍して、HTDOCSフォルダに全部アップロード。
wp-config.phpファイルをエディタで開いてログイン情報を入力して保存。
エディタはメモ帳ではダメって言われているからUTF-8対応のエディタTeraPad(→ダウンロード)を使いました。
参照するデータベースは空っぽの方にして、と。
満を持して【URL】/wp/wp-install.phpとブラウザから入力。
あ。wpフォルダじゃなくてもいいみたい。このままだとハッキングされやすいんだってっ。
久し振りにダッシュボードが開きました。
当然の様に中身は空っぽ。空っぽのデータベースをしているからね。
ダッシュボードが動く内にテーマを入れておこう。と言うわけで今回はCocoon(→ダウンロード)を入れました。
綺麗に最新のWordPressが入った所で。
奇跡に期待して、参照するデータベースを元のバックアップを読ませた方に変更してwp-config.phpをアップロードし直しました。
…やっぱり動かないや。管理画面にも行けないよ。そもそもログイン画面すら表示がガタガタになりました。
ダメだって事を確認できたので、再度空のデータベースを参照する様に戻して。
記事の復旧は明日にしよう。
そんなこんなでお粗末様でした。
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