行き当たりばったりでもうまく行く事、て割とあって、でもやがて引き返しになったり。未来が見えないからこその醍醐味ですが。
こんにちは。imoimoです。
折角タダになったcakewalkに、REAPERからちょいと引っ越してみて。
どうせなら「完全無料の環境作り」の最短コースもまとめておこうと思っています。
パラアウトのドラム、ベース、ピアノ、ギター、シンセ、ハモンドまで入りました。編成がバンド形式なのはご愛嬌として。
ハモンド入れた時に、あらかじめエフェクターをかませたのです。DAWて、きっとエフェクターはミックスの時にwavに対してかけるのがセオリーなのではないか、とも思いますが…
本来的には、何かを弾いて、それを録音してミックスするための道具であるDAW。「弾かないならシーケンサでやりな」というのが基本理念だと思います。でもシーケンサついてるからね。imoimoは練習嫌いなのでこっちメイン。
だからこそ、MIDIトラックの段階でエフェクターもかけたくなります。
ところがこの作戦、始めの方は良いのですがやがて行き詰まります。
PCの処理能力には限界があって、音源に使うシンセは結構リソースを食うのです。サンプリング音源だとデータも多いからメモリも食う。
そのため、やがて音が途切れたり、抜けたり、ガリったりし始めるのです。だからきっと、本来はトラックができるまでエフェクターは我慢。wavに落として、それから処理するのがセオリーなのかな。と思います。
もっとも、生音を録音するときはダイナミックレンジの問題もあるから、コンプとかゲートはかけるべきだと思いますが。
そうは言っても、「感じ」てヤツが要りますから、ちょこっとはかけた方がやりやすいのです。
少なくとも、ドラムはパラアウトして、音ある程度作っておかないと大分イメージ変わっちゃうと思います。古い考え方でしょうがストレスなく作業を進めたいので。
なので以下に自己流最低限エフェクターをまとめておきます…
キック→コンプ→EQ
スネア→コンプ→EQ→リバーブ→ゲート
シンバル系→コンプ→EQ→コーラス→リバーブ→エンハンサー→ゲート
タム系→トランジェントシェイパー→EQ→リバーブ
…ガッツリかけとるやんっ!と言う突っ込みは別として。
と言うのも、imoimoの場合ドラムは打ち込みだとついつい手数が多くなってしまうので、最後まで音を間引く作業に追われることが多いのです。だからMIDIのままミックスすることが多いという事も理由の一つにあります。
ベースは→コンプ→EQ ぐらい。アンプシミュレータ―通さないのね?随分と雑な扱いかも。でもきっと本当はこここだわるべきです。
と言うのも、現代の音、てのは一般に低音の扱いが様変わりしていて遠い昔の「hi-fi志向」とは真逆の所に要点があるみたい。まぁ作れないけれど。
ギターは[cakewalkの基本トラックにギターを入れておこう、て話]の時に挙げたのですが、ストンプからアンプまでカチッとかけちゃう。
ところがです。大抵後になってCPU負荷が増えてくる。なにかをwavに落とさなくてはならなくなる。この時結構な確率でギターがターゲットになります。なぜならがっちりエフェクターかかっているから(本末転倒?)。guitar RigやAmpliTubeは、シンセ以上にリソースを使うわけです。こいつをwavに落とすだけで大分CPUは楽になるみたい。どうせ後でwav行きだから、いっその事カッチリ音を決めておこう、と言う発想。
ただし、wavに落とすときは残響系は切っておきます。ミックスの時に邪魔になるから、後でかけなおす。
ピアノは→実はあんまりいじらない。後々バランス見て考える感じです。大抵のピアノ音源はかなり音が作りこまれているし、最後にトラックごと消しちゃう時も多いからです。
ハモンドは[cakewalkの基本トラックにハモンドも入れておく話]の時に挙げたのですが、オーバードライブとレスリーエフェクトを外付けでかけております。
シンセは→結構つなぎます。コンプ→EQ→ディレイ→回転系(フランジャーとか)→イメージャー→リバーブ→ゲートとか。
なぜだろうと考えるに、シンセ自体、やはり人為的に合成した音が基本で、そういう意味では自然楽器と比べると遊びのない音だからかな、と思います。あえて汚す感じ。
VSTシンセに内蔵されている残響系のエフェクターはほぼ使いません。単体では良くても後々具合が悪いことが増えてくるため。また、シンセの音はwavに落としてもそれほど質感変わらないので、かなりな確率でwav行きになります。
こうして「REAPERからcakewalkへのちょっとお引越し」が完了いたしました。次は試しに何か作ってみようと思います。
そんなこんなでお粗末様でした。
追)コンプコンプと書きましたが、コンプにそんなにこだわりないのです。ギタリストでないからかな。よく使うのはクセが少ないオーソドックスなコレ
Delamanchaのde la Mancha:D2コンプです(ダウンロードはこちら)。
そしてEQは大まかな音作りなんでBlue Cat AudioのBlue Cat’s Triple EQ(ダウンロードはこちら)
が多いです。もう少しいじりたい時はREAPER標準のReaEQを使います。
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