溶岩石に載せられたステーキが切っている内に黒焦げになりました
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は遠い昔に作った曲のメロディに全く別物のバッキングを付けようと言う企画。要するに魔改造みたいなもんです。
取り敢えずギター・ベース・ドラムでワンコーラスできました。シンセリードでメロディを入れてみよう。
何でもいいやと思って、仮で挿したのはStigma(→ダウンロード)。
ヴィンテージシンセ、KORG Σのエミュレータです。
ワンタッチでアナログ的なシンセリードがチャチャっと鳴るのよ。
Stigmaをこのまま使うつもりは無いのですが、鳴らしてみるとそれなりに妄想が膨らみまして。
ピッチシフターとか使ってヨロロロて言う音にしようかなとか思い始めました。
それはシェイプシフターのミスティークさん。
こう言う近代的なFXは馴染みがありませんで。とは言え何十年も前からハーモナイザーは出ていたし、Melodyne(→製品ページ)だって最早や定番だよね。時代に取り残され過ぎなのよ。
試しにGSnap(→ダウンロード)とか言うのをダウンロードしてみました。
入力された音声をスケールに合わせてピッチ補正してくれるものだそうです。
Stigmaの出力先をMaster出力から空のトラックにして。空のトラックにGSnapを挿しました。
Stigmaはプラグインシンセだから、そうそうは音程を外しません。
当然ほぼ変化無し。多少音色が変わった気はします。
GSnapのトラックにMIDIクリップを入れて適当にメロディを置いて。補正をMIDIに切り替えました。
ごちゃごちゃいじっているうちに、Stigmaの音が音痴になるようになりました。
音の感じとしては世界のナベアツ。
要するに桂三度さんの芸人時代のネタなのね(→YouTube)。
なるほどぉ。うまく設定すればヨロロロてなりそう。音源のMIDIノートで音程を変えるのとは趣が大分違います。
そうこうする内に妄想は更に膨らみまして。
いっそのことヴォコーダー面白くない?てぇ話になりました。
ま。独りで考えているんですけどね。
製作をするにあたり、「弾かない」「歌わない」と決めております。
もう一つ「ボカロも使わない」て決めております。
ボカロはおカネかかるし手間も3D CGとおんなじくらいかかるから敬遠なのよ。
結果として、サンプルヴォイスを使わない限りヴォーカル系のものは載せられないのですが…
サンプルもループも使わないと言う基本方針でやっております。ヴォーカル、無理じゃん。
でもヴォコーダー使えば言葉っぽくメロディを載せられるかもね、と言う妄想なのです。
「歌わない」て決めていると言う事は「喋らない」て事でもあるわけでして。ヴォコーダーに入れる言葉はどこから持ってこよう。
そこで読み上げソフトを使おうかなと思い至りました。
シンセリードをヴォコーダーに繫いで、読み上げソフトの音声で変調をかけたら面白いのではないか?と言う妄想。
そこで、まずはヴォコーダーを入れておくことにします。
ベタにこれまたFull Bucket Musicさんの無料プラグインでFBVC(→ダウンロード)。
KORGの昔のヴォコーダーVC-10のエミュレータ―です。
…て事はStigmaの音に声で変調をかけるのは無理みたい。内蔵オシレーターに変調をかけるタイプなのね。
実機の頃にimoimoが使っていたヴォコーダーはRolandでして。
RolandのSVC-350(→【Vintage Synth Gallery】)。
こっちは入力にシンセやギターを繋いで、マイクの声で変調をかけられたのです。
それならTAL-Vocoderの方が良かったかしら(→ダウンロード)。
右上にスイッチがあるのよ。なになに?左がキャリアで右がモジュレーターて書いてあります。
これならラックで繋いで左にStigmaの音声信号を入れて右に読み上げソフトの音声を入れればやれそう。
ラックというのは、DAWのWaveformの機能。
プラグインの中にプラグインのパッチを組めるのです。
実機の頃はストリングスとかにヴォコーダー繋いでバックコーラス代わりにしたりしていたのね。
読み上げソフトはどうしようかしら。
あった様な気もするんだけど、VSTプラグインで無料なのが見つからなかったから単独で音声ファイルを作って貼り付けることにします。
で、ダウンロードしたのはVoiceVoxて言う読み上げソフト(→ダウンロード)。
有名なのはたいてい試用版だったり有料だったりするからこれにしてみました。
本当の理由は波音リツさんが入っていたからだけどね。
UTAU(→ダウンロード)ではいつもメインでご登場の方です(→公式ページ)。
ボカロやらないんじゃなかったっけ?
よぉーし。これでシンセリードをリツさんに喋らせる計画の道具が揃った気がする。
うまく行くかね…実地テストは明日からにしよう。
そんなこんなでお粗末様でした。
2022.5.27 追記
ヴォコーダー使うのにラックは要りませんでした。
でも最低でもトラックは二つ要るかも。
正解はこちら→明日の記事
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