茶トラが横断中なのにどうしてスピード上げるかなぁ、と言うトラックさん
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回は不慣れな12拍子で何か作ろうと言う企画。最初のトラックがバイオリンセクションの音源だったので、オーケストラ風味になり始めておます。
オーケストラの
譜面は馴染みが無くて。
「白鳥の湖」だってっ(→【MUSEE DU BALLET】)
行き当たりばったりのその場しのぎで果たして作れるものなのか疑問です。
なにしろ練習も勉強も大嫌いなド素人のお年寄りですからね。クラシックの曲も大して聴いたこと無けりゃ、スコアも見たことあるのはせいぜい2、3曲です。
今でもあるのかな。小僧の頃はミニチュアスコアみたいなシリーズがあって。ヤマハや島村さんに行くとB6くらいの大きさのスコアを売っていました。
あった。全音ポケットスコア(→【全音】)。
持ってたのとは種類が違う気もしますが…
カッコつけで買ってみたけれど、いくら読んでもこの譜面があの曲になるとは思えず挫折しました。そんなもんよ。
きちんとガッコとかで勉強するとか、たくさん聴いたり弾いたりするとやれるようになるのかも知れないけれど。そんな風にハードル上げるからオーケストラは難しがられるのよ(←負け惜しみ)。
と言うわけで、いつも通りになんちゃってでオケ譜を作っております。
最初のバイオリンのトラックが大体できたので、解析とチェックを兼ねてピアノを付けました。
ピアノでコードを付けて行くと、合わない所もちらほら出てきて。あぁ。ここはファ#じゃなくてミなんだ、とメロディを直したり。行ったり来たりする内に、ピアノとバイオリンのアンサンブルで一通り曲の骨組みができました。
途中、ここはフルートが主役なのがいいやと思ったので先にフルートの音源を挿したトラックを追加しました。仮ね。
いつもだと、「やっぱクラシック系だからきちんとやらなくちゃ」と背筋を伸ばすのです。
でも何がきちんとだかわからないから、弦パートを上から順番に作っております。
根がいい加減だから、セロ辺りで音域が狭くなって身動き取れなくなることがしょっちゅう。
弦パート同士で上下が入れ代わったり行ったり来たりするのはあんまり良くないと言うのが経験法則。
多分常識です。
そこで今回は先に両端をキメてしまおう、と言う事でコントラバスのトラックから作りました。
ピアノのクリップをコピペして。左手の一番下の音だけにしました。
ゆったりしたムードの所は音を繋ぎ気味にして、普段はしっかり音を切るようにして。
スタカートみたいな所は、スタカートでも良いのだけど少し雰囲気が合わなくて。そうだ。ピチカートにしよう、とかスピカートでギョンッと弾いてもらったり。
ベロシティも少し抑揚を付けました。
悩みの
タネはいつもビオラでして。
イメージとしては裏方とか縁の下な感じなのです。バイオリンもセロも見せ場があるのに、いつもそっと後ろ盾をしてくれているお姉さんみたいな印象。
ところが。ビオラ、て音が良いのよ。個人的にバイオリンがあんまり得意じゃないからかしら。音源でも感じるくらいにふくよかで優しい音です。力強くもあり嫋やかでもあり。
セロは結構男性的に感じるのだけど、ビオラはそこまで筋肉質じゃ無くて。あ、おそのさんみたいな感じかな。
結構豪快でさばけた妊婦だった気も…(【魔女の宅急便】)
そんなわけで、ビオラのトラックはいつも大忙し。
今回は先にビオラを作ろうと思いまして、セロよりも2ndVnよりも先にトラックを追加します。
出だしはバイオリンのオク下でメロディを弾こう。
そうそう。各楽器の音域はこうなってるんだよね。
ビオラはバイオリンよりも五度低いセッティング。その1オクターブ下がセロってことか。
コントラバスは1弦がセロの3弦と同じなのか。だいたいセロの1オクターブ下が活動域だね。
バイオリンのオク下はビオラでもセロでも弾ける、て言うことになるけれど。今回はビオラにやってもらいます。理由は依怙贔屓。
…いやいや。次のクリップでセロに対旋律みたいなのを弾いてもらおうと思っているから温存なのです。
セロが出張って来る予定の箇所はバイオリンもビオラも刻みになっていてシュンシュンシュンシュン。
フルートが入る所では前半伴奏でお尻の方ではハモリみたいな感じでやってもらおう。
唯一マイナーで動くクリップではゆったりめのアルペジオで上がったり下がったり。
ベロシティも何にも変えていないけれど、ただそれだけでなんかエモーショナルで良いのです。
そろそろ
パートも増えて来たし、ピアノは止めて変な所が無いか確認してみます。
ピアノをミュートして。鳴らすのは
- バイオリン
- ビオラ
- コントラバス
- フルート
どうかしら。
あぁ。貴族のサロンが見える。
ハイクレア城だって。それ、てどこっ??(→【家庭画報】)
このまま続けて大丈夫かしら。完全に18世紀なんですけど。
そんなこんなでお粗末様でした。
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