一番下のチビ猫仔は歯石取りで入院。歯も4本抜かれてほぼ歯無しになった模様。
こんにちは。imoimoです。
てきとーな製作をやっております。
今回のお題はなんちゃってプログレ。ハモンドで作った骨組みにシンセを重ねております。
本来プログレって言うのは人一倍緻密なもののはずなんだけど。なんちゃってプログレだから行き当りばったりの変拍子。ハモンドだけじゃどんなものになるのかサッパリ分かりません。
そんなわけでベースやドラム、ギターよりも先にシンセを重ねているわけです。
なんちゃってプログレだから変化は多めに入れなくちゃ。変化を付けるのにはシンセも多彩にしなくちゃ。と言う発想で取り組みました。
第一ブロックで使ったのはアナログ系のポリシンセと言う事でJP-680(→ダウンロード)。
2OSC+1VCF+2EGタイプのVAシンセ。やや金属的なジャリッとした音でアクセントにしました。
第二ブロックではハモンドからバトンタッチして主題がソリーナ。
ソリーナ持ってないからSolina2K(→ダウンロード)を使いました。
もの足りないからもっと宇宙ぽいストリングスを重ねようってんでPECS(→ダウンロード)も一部重ねました。
KORGのストリングスアンサンブルPE2000のエミュレータ。
当時これとソリーナ両方使っていた人は思いつきません。コレクターな人ぐらいじゃないかしら。
第三ブロックは速めのハモンドのリフだから、ギターと合わせようと言う気になりまして。シンセは取り敢えず無し。
あんまりシンセだらけにしちゃうと後でギターやベースを入れづらくなっちゃいそう。
なんちゃってプログレなのでリフの数は多くて、お次は第四ブロック。ここが普通に考えるとサビに相当するような所です。
フィルインとアクセントの両方をやれるような音にしたいなぁ、と色々挿してみました。
まずは高性能系でVITAL(→ダウンロード)や
DEXED(→ダウンロード)。
デジタル系の、いわゆる加算型シンセはしっくり来ないみたい。
殆ど触ったことないSurge(→ダウンロード)。
うーん。高機能過ぎてVITAL並みに面倒臭難しそう。
この間たまたま入れたEssence Plus(→ダウンロード)。
Moogぽいかなと思ったけれど、テクノとかダンスとかに向いてるかも。
SuperSawが出るSuperWave P8(→ダウンロード)はどうだろう。アナログ系だし。
ま、良いんだけど。SuperSaw使わないなら別のがいいや。
で、結局挿したのはみんな大好きSynth1(→ダウンロード)。
国産無料シンセの草分け的な感じかしら。Nord Lead2を模した構成。
2OSC+1subに1VCF。さっきのJP-680とよく似た構成です。
この構成がシンプルでエディットしやすいよね。えっ?古い?
「傷だらけの人生」鶴田浩二→YouTube
かくして。現在シンセは4台稼働中。全部レトロなOSC+フィルターで動くタイプとなりました。
出始めの頃は「無限の音色」「出せない音色は無い」との触れ込みだったシンセ、いわゆるアナログシンセですが。
ソノ看板に偽りアリ、と知られるまでにはさほど時間がかかりませんで。今日では「シンセの音色」なんていうのがあるくらい。
実際にはそこまでワンパターンじゃ無いけれど、エディットにはセンスや想像力が求められるわけです。あとちょっとだけ理論かも。
自分でエディットすると、どうしても好みがあってワンパターンな音になりがちです。
ワンパターンはあなただけよ。
実機の頃も、エディットがマンネリしがちだからどれも似たような音になっちゃって。
他の人が作った音はホントに同じ機材で作ったの?と思う事もしばしばでした。みんな凄いなぁ。
同じメーカーのシンセだと重ねた時、余計に中和されやすい様でした。オシレーターの回路が同じだからかな。
MoogやArpはとてもじゃ無いけど買えないから、YAMAHAとRoland、KORGとメーカーをバラバラにして使ったり。
DX7が出てからはFMシンセにアナログを重ねたりして中和を避けようとしておりました。
プラグインシンセも、32bitの頃にSynthEdit(→ダウンロード)が流行ったせいか無料のVAシンセが沢山ありました。
モジュールを組み合わせてシンセを自作できるSynthEdit。
こちらもやはりオシレーターやフィルターのモジュールが同じ事が多くて、見た目は違っても双子の様な音が出る事が多かったと思います。
今回JP-680とSynth 1は似たような構成のVAシンセですから、そんな問題が起こりそう。
Synth 1の方はいわゆるシンセブラスみたいなパオン音にしました。
別々に鳴らしていたけれど、一緒に鳴る場面を作ってどうなるか様子を見ました。
おやおや。
似たようなVAシンセ。しかもエンベロープは違えど想像力に乏しい人が作った音なのでキャラ被りもきっとあるはず。
にも拘らずきちんと二人デュエットしてくれます。パオンとジャーがうまく重なっています。
無料とは言え、どちらも評価の高いシンセ。オシレータやフィルターの演算もきちんと工夫されている様です。
ちゃんとRolandのJupiter-8とClaviaのNord Lead 2、メーカー違いを鳴らした感じになります。
あ。
Jupiter-8はフルのアナログ回路でLEAD 2は回路モデリングとか、そう言う
コ難しい事を言っているのではなくて。似ているけれどちゃんと違うね、て事。
こりゃいいや。エディットのウデが無くてもなんとかなる気がして来ました。
リードをまだ一つも入れていないけれど、後回しにしてここまでの4台が決まったらそろそろサイドギターやベースを入れて行こうと思います。
リードのパートは、折角ダウンロードしたからEssence Plusでやりたいねぇ。
そんなこんなでお粗末様でした。
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