CakewalkにSampleTankをパラアウトする話

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無いのがベスト。文字の無いのが良いマニュアル。困ったときだけパッと見られるのが良いマニュアル。と言いますが、なかなかそんなものなくて。

こんにちは。imoimoです。

REAPERから、折角タダになったのでCakewalk by BanLabにちょっと引っ越してみております。

普段ドラムに使っている無料音源はMT-POWER DrumKit2

ダウンロードはこちら

これはパラアウトできるし、プリミキサーもついているので使い易いわけです。(→[cakewalkでパラアウトを設定する話])

マルチ音源を挿入しようと。

世の中にはマルチ音源て言うものがあり、遠い昔はこっちが普通。RolandのSC-55とかが有名です。

マルチティンバー音源と呼ばれています。あえて説明しておくと、複数のMIDIチャンネルで、複数の音をバラバラに発音できるので、1台で楽曲まるごと鳴らす事も可能。これがMIDIケーブル1本で実現できたところに、ケーブルまみれだったアナログからデジタルへのパラダイムシフトを実感させられたものです。

プラグインの現代でも、無料マルチ音源は結構あるし、「これひとつでとりあえず環境を作れます」みたいな触れ込み。

無料マルチ音源の有名どころは

SampleTank

2020.2.21追記

SampleTankはVer.4になって無料版が無くなった気がします。

シンセのコレクションのSyntronikに力を入れているのかも(→ダウンロード)。

Ver.3の無料版Custom Shopは、まだ窓の杜からダウンロードできました(→【窓の杜】)。

ダウンロードしただけではライブラリが入っていないので、IK Multimediaでアカウントを作ると無料ライブラリをダウンロードできるようになります。

2020.3.15追記

とうとうSampleTank 4に無料版のCustom Shopがリリースされました(→ダウンロード)。

INDEPENDENCE FREEダウンロードはこちら

PROTEUS-VXダウンロードはこちら

KONTAKT PLAYERダウンロードはこちら

など。

直感的に使い易いのは、昔ながらの見た目のSampleTankINDEPENDENCEかなと思います。

SampleTankでやってみます。

とりあえず、SampletankをCakewalkにマルチトラックで挿そうと思います。

[挿入]→[プラグインシンセ]→[Uncategorized]で、[SampleTank]を選ぶと、挿入オプションを訊いて来ます。

2019.4.16追記

ここ、アップデートでちょっと感じが変わっております。

【2019】Cakewalk by BandLabのパラアウト]を参考にして下さい。

マルチアウト用ステレオオーディオトラック」にチェックしてOKすると、SampleTtankのMIDIトラックと、オーディオ用のトラックが16個作られます。それぞれがステレオの、16トラックのマルチ音源、て事ですね。

Sampletankにとりあえず2,3個プリセットを設定して、MIXERのタブで画面をミキサーに切り替えると、

全部出力が1-2chになっているわけ。これじゃあパラアウトできないので、トラック毎に出力先を変えます。

この手順は、MT-POWER DrumKit2でも必要だったから、まあパラアウトの時のお約束ですな。

で、パートごとのMIDIトラックを作りたいので、cakewalkでMIDIトラックの追加をしました。

[挿入]→[MIDIトラック]で、作れますが、[複数トラック]でいっぺんに複数のトラックも作れるみたい。

まあ今回は地道にひとつずつ追加しました。

おつけもの慶kei

MIDIチャンネルが設定できない!

とりあえず試しなんで、3つMIDIトラックを作りました。

DAWのトラックて言うのはつまり。入力と出力があって、途中で記録や加工をする一つの回路だから、オーディオだろうがMIDIだろうが必ず入力と出力があるはず。

大体左側が入力で、右側が出力的な感じだろうから、右の窓をプルダウンしてみると

プラグインは選べるのに、MIDIチャンネルが選べない!!これじゃあマルチにできないよぉ…

項目表示設定がありました。

インストールしたまま、何にも設定とかしないでいじくっていたのですが、トラックの表示項目を設定できるようになっているのでした。知らんかった…

タイムカウンターの隣にあった窓が[Custom]になっていたのですが、[I/O]に切り替えたら、MIDIチャンネル設定できるようになりました。

デフォでチャンネル設定消してある、て言うのは一体いかがなものか…などと悪態をついてみたり。

これで、MIDIトラック側のチャンネルを1,2,3と振り分けて、SampleTank側のトラックの受信チャンネルも1,2,3と振り分けたら、無事マルチ音源をマルチトラックで鳴らす事ができました。

でもね。

ASIO4ALL、既に辛そうです。

何だか微妙にノイズ出したり、ドロップアウトとかしようとするのです。ASIOの設定変えた方が良いかな。サンプリング音源は普段あんまり使わないのですが、今週結構多用してみたところ、負荷が結構あるのかもね。

ま、今日はここまで、て事にします。

そんなこんなでお粗末様でした。

(パラアウト、て結構手こずったので、自分だけではないと願いつつ。パラ音源のドラムプラグインを設定する話も参照してください。→【cakewalkでパラアウトを設定する話】

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