低めが大切

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駅裏にいるセキレイに久し振りに再会。本当に同じ子かは分からないけど、柄も同じだし良かったね。

こんにちは。imoimoです。

てきとーな製作をやっております。

カラスも鳩もネズミも、渋谷界隈にわんさかいる様に見えて結構日々同じメンツの様です。

それぞれ縄張りがあるだろうからそりゃそうか。毎朝会うネズミに子供が生まれたなぁ、なんてちょっと気分が上がったりします。

作業の方は弦から木管・金管と進めて来て、今はトランペットのトラックを作っています。

どうもトランペットは毎度思い通りにならなくて。ホルンやトロンボーンと比べると線が細く感じられてしまうのです。

印象の中のトランペットと、音源で鳴らした時のトランペットがあんまり一致しない感じ。一昔前だったらサンプリングの質のせいだと思えたけれど、現代のサンプラーはかなりリアルだから自分の間違いと思わざるを得ません。

なんかこのトランペット、フルートみたいな音色だよなぁ…なんて不貞腐れていたのですが。

ビオラのパートのクリップをコピペして修正する事でトランペットのクリップを作ってみていて。

おぉっ。思い出のトランペットの音だっ。

カンタンな話。キーを上げ過ぎていただけでした。

【OTO×NOMA】

いわゆるトランペットっぽい音が出るのは中音域。真ん中のシ♭から上のファあたりだそうです。

中でも上寄りの方ばっかり使っていた様です。パァーッって音じゃなくてピャーッって音みたいに聞こえておりました。

ちなみに。ベーカンとか言うんだっけ。トランペットの実音は譜面よりも二半音低いんだって。

ベー管のわかりやすい説明ありました→【まみまみさんのブログ】

譜面を書く時のハードルの一つだなぁ。パート譜を書く時に移調して書かないとちゃんと弾いて貰えません。ドの音が欲しけりゃレって書きなっ。

ようやくハ音記号に慣れたと思った次に立ちはだかる壁と言う感覚です。

練習も勉強も大嫌いなクセに他人に弾いてもらおうとするのがいけなかったみたい。

その点、DAWでの打ち込みならハ音記号も移調も不要。何を書こうが文句一つ言わずに弾いてくれます。

そんなに従順で世話焼きなDAW相手に、思った音と違うっなんて言っても。要するに自分が間違えているのよ。

と言うわけで。今回トランペットが思い通りにならなかった理由はカンタン、高めの音で譜面を作っていたから。

でも。これって自分だけかしら。

曲を作る時に、音域の上から下まで使いたがる傾向があるのです。

特に上の方でやらかしがちでして、ついつい8vaばっかりみたいなパートが出現します。

おかげで、ちょいちょい「その音出ないよ」みたいなトラブルに見舞われます。

例えばギターソロを入れようとすると、20フレット辺りばっかりのフレーズになりがち。

ギターヒーローたちのビデオを観てみろってっ。殆ど12〜16フレット辺りでソロをやっているじゃないの。上の方に行くのはキメの所ぐらい。

そうかぁ。だから自分の打ち込みのギターはピロピロ弾きみたいになるのか。なんて今更気付いたり。

クラリネットの時もおんなじで、いわゆるクラリネットの音で吹いて貰うには思ったよりも低めで作るのよ。

いわゆるクラリネットの音が鳴るのは勿論クラリーノ。クラリオンとも言うのね。

トランペットも、低音域・中音域・高音域で結構表情が変わって。

強弱にもよるけれど、強弱で大きく変わるのは中音域。下の方や上の方ではあんまり変化しないみたい。むしろ強く吹かないと鳴らないのかも知れません。

今回欲しいトランペットは結構バァーッって言う音。低めの音が欲しかったのにオクターブ上で音符を置いていた様です。

そんなトランペットやクラリネットの事を考えると、あんまり上の方の音ばかりと言うのは得策じゃないみたいです。

あぁ。だからシンセのキーボードは61鍵が主流で落ち着いたのかぁ。

うそつけっ。Fantomだって上位機種はフルキーボードです。

【Roland】

それはエレピで使うためでしょ…

小僧の頃、これが不便で不便で88鍵のキーボードをメインにしたくて仕方ありませんでした。

これこれ。YAMAHAのKX88(→【YAMAHA】)。

時給500円が限界だった頃に、音も出ないのに25万は鬼(→【YAMAHA】)。

機材の前に練習しろっ。

ま、買えなかったけどね。

その後、デジタルピアノが安くなって買えた頃にMIDIでマルチ音源に繋いだけれど。

あ。それでも30万ぐらいはしたっけ。

音源と言えば

こんな機材だった頃。

あんまり上の方とか下の方だと変な音が出たっけ。

で、結局ちっちゃい37鍵くらいのMIDIキーボードばっかり繋ぐようになって。

考えてみたら、下手糞なんだから弾くより音符直置きの方がいいやってんでとうとう弾かなくなりました。

こんな機材任せの頃。

この間何年もずーっと、無理な高め音域で譜面を作っていたなんて。

サラッと書いてるけど、ほぼ50年です。あなたの間違え続けた時間。

やっぱり練習と勉強って大切なんだよ。

やらんけど。

そんなこんなでお粗末様でした。

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