【2019 秋】タダで始めるDTM環境まとめ 9 FX編 (2)

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こんにちは。imoimoです。

世の中便利になりまして、タダで楽曲が作れる様になりました。

ツールも色々有りすぎて遠回りになることも屡々。仮に今から始めるなら最短距離はどんなだろう、とまとめております。

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トラックには

挿しておいて損無しと思うFXがいくつかあって。

実機のミキサーや、気の利いたDAWには大体お約束のFXが付いています。

Cakewalk by BandLabなんかが良い例かも。

Cakewalk by BandLab

現在は無償公開となっている歴史の長い有名総合DAW(→ダウンロード)。

ミキサーを見ると、フェーダーやパンの手前にゲインやEQなどが付いています。さすがは至れり尽くせり全部入りDAW。

一方、Tracktion T7-DAWは設計思想の違いもあって何もありません。そもそもミキサー画面自体無かったりして。

Tracktion T7-DAW

合理的な思想に貫かれた軽量無料総合DAW(→ダウンロード)。

実機でも、大抵ゲイン・EQぐらいは付いていて。ちょっと良いヤツだとコンプも入っていたり。

そんなわけで、どのトラックにもこれは挿すかなぁ、と言うものを挙げると

EQ

音を変えると言うよりも要らない部分を切って帯域を稼ぐ感じ。

そんなときに微調整もできて軽いのがReaEQ(→ダウンロード)。

画像の設定はスンゴイ変ですが…複数のポイントでかけられるEQです。

20Hz以下を切るとか、ゴチャゴチャし易い中域を抑えるとかに便利。

もう一つは

リミッター

僅かな突出した部分で全体が引っ張られない様に型にはめる感じ。

たくさん挿すから軽いのが良いと思うので便利なのはW1 Limiter(→ダウンロード)。

品の良いリミッター/マキシマイザーです。音の前後感も取りやすいです。

この二つはほぼ全部のトラックに挿す感じ。よっぽど好きなのね。

アタックのあるキックやスネア、ベースやギターに特に揃って挿すのが

トランジェントシェイパー

かつてはコンプの役割だったのかも知れませんが。コンプ、て結構難易度が高くて苦手。マルチバンドコンプに至っては耳の悪いimoimoには最早や攻略不可能な感じです。

手軽で失敗がすくないのはTranspire(→ダウンロード)。

音のアタック部分とサスティン部分を別個に調整できるコンプレッサー系のFXです。

スレッショルドとクリップの設定もできるけれど、過激に設定するとクリップノイズが入ったり音が変になります。小さじ一杯的な使い方。

彼らはとにかく殆どのトラックに挿すので、低速ノートで勝負しているimoimoとしては優先事項が「軽い」「シンプル」な事。

その点では世の中同様のFXは色々あるけれど、まずはこの辺がオススメだと思います。

基本だろ?と言われそうなコンプ(コンプレッサー)は意外と使わなかったりして。

何故かと考えますに「弾かない」から。

録音することが無いので既にコンプのかかった音を使う事が殆どなのです。サンプラー音源とかは当然きちんと処理してからサンプリングしているわけですし。

他にも

リバーブは、結局の所トラックごとに挿さない方が得策との結論になりました。

意図的にかけるならばともかく。臨場感を出すためにかけるリバーブはセンドでひとまとめにして一括でかける方が良い様です。

  • 音がごちゃごちゃしない
  • リソースを喰わない
  • 何やっているか分からなくならない

と言うメリットがあります。

一番の理由はリバーブたくさん挿すと再生できなくなるから。

リバーブやエンハンサーみたいな、計算量の多いFXはやっぱり重くて、負荷が一気に増えるので避けたいところです。

重くなると言えば

ステレオエンハンサー

この類もあんまり調子に乗って使うとブツブツ言ったり途切れたりとすぐ音を上げ始めるので本当に必要かどうかをよく考えて使う感じです。

それでも、例えばやたらと左右に拡がった音のピアノ音源をコンパクトな幅に収めたい時や、ツインギターの左右の分担を決めたい時などに結構出番が多いのがA1StereoControl(→ダウンロード)。

これまた画像は奇妙なセッティングですが。

音を拡げたい時はむしろ使わずに、狭めたい時に使います。極端に言うとモノラルにする事も可能。

左右の入替や位相の反転もカンタン。

インターフェイスが結構大きくてこっぱずかしいのですが、右下の矢印をつまむと小さくもできます。

最近では、ツインドラムの曲を作った時にドラムA君とB君が二人並んでいる感じにするのに使いました。

そうは言っても、シンセ使うと音を拡げたい誘惑は強いものでして。

拡げたい時は、大人しくディレイで作った方が簡単に拡がります。

一歩目としてはディレイタイムを2:3ぐらいにしたショートディレイを左右に振ると拡がって、2:3:5ぐらいの比率の「5」のディレイをセンター寄りにすると奥行きが出る感じ。カンタン。

極端に広げたい時に一発なのがWIDER(→ダウンロード)。

ただ、音が結構変わるので取り扱いには注意が必要かも。

そろそろ音出しできるかな、と思います。

そんなこんなでお粗末様でした。

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